代表メッセージ

株式会社日本竹一番 代表取締役会長
BambooOne開発者

西内 毅

 1961年4月人類初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンは母なる星を俯瞰して“地球は青かった”と表しました。その美しい地球の青とは豊かな海であり生物が存在し得る源泉です。当時、この星に住まう人類は30億人、それが60年経過した2022年11月には80億人という爆発的な世界人口となります。これは人間が人らしく生活し人生を全う出来る数か?また次代へ生命のバトンという高度な価値観を繋げるか?私は疑問でなりません。

 今、経済最優先という行き過ぎた利便性の追求や物質偏重の生活様式のツケがまわり、地球は臨界点を超えて悲鳴を上げています。その問題点を様々な分野から科学者が警鐘をならしていますが、自分事として耳を貸しているように見えないのが悲しいかな惨憺たる事実ではないでしょうか。特に近代日本は自然共生という農耕主体から経済大国へと急進的に発展してきましたので、当たり前に享受してきた価値観の転換が大きな課題です。

 しかし、人類の存続=母なる地球から思考すれば論理的に理解出来、待った無しで日常生活を見直すことが可能です。特に慣れ過ぎた衣食(住)の安易な廃棄や使い捨てを改め、モノを大切に使い回すこと、なるべく自然のモノを選ぶこと、少々の不便も許容すること、これは全て負荷の軽減であり実は効果絶大なのです。無駄遣いをしないことや質素倹約とは日本人が誇るべき美徳であり我々の遺伝子にある国民性です。私共が在る理由は今一度、物質生活の対極にある精神生活に再着目し全体調和で価値観を波及することが使命です。

【経歴】

1965年
東京都出身
1995年
株式会社アステップ 第2代 代表取締役就任
2018年
Grobal Wet Towel Laboratory.inc設立(福建省厦門) 董事長就任
2020年
株式会社いただきます、株式会社手から手 創業
2022年
厦門竹一番貿易有限公司(福建省厦門)設立 董事長就任
株式会社日本竹一番設立 代表取締役会長就任
株式会社日本竹一番
代表取締役社長

石川智哉

日々の生活の中で何気なく私達に習慣づいている事。
マイバックを忘れ、ついレジ袋をお願いしてしまう。マイボトルは不便なので、ついプラ容器入りの飲料を買ってしまう。そのほかにも、プラ容器入りのシャンプーや洗剤、クリーニング店でもらうプラハンガーの廃棄など、上げればキリがないほど、日々プラスチックを消費し、捨てています。
こうした習慣が今、地球環境に影響を与え、海洋プラ問題、マイクロプラスチック問題に発展しています。

私は趣味でマリンスポーツや釣りをします。海が大好きです。
しかし、今私達が見ている青い海や美味しい魚たちは、50年後、100年後、当たり前ではなくなってしまう危機を迎えています。この悪い流れは、我々世代で断ち切り、綺麗な地球を次の世代に受け継ぐ責任があると考えます。個人的にも、一昨年、第一子も誕生し、我々の子供たちの世代へ「今の環境を残す、より良くして受け継ぐ」責任は、より強くなってまいりました。
プラスチックは生活必需品、これからも私たちの生活を支えるうえでは外せないものです。
だからこそ、「プラでなくて良いもの」「プラじゃない方が良いもの」を見極め、うまく共存をしていく必要があります。

我々日本竹一番は、SDGsが掲げる目標の元、総合竹製品販売会社として、
「竹製品に関わる、原料、加工、製造、研究、デザイン、マーケティング、あらゆる面で日本のNO1の会社になる」ことを表明します。廃プラ問題だけでなく、日本の放置林、竹害問題、その他あらゆる環境問題にも、真摯に取り組んでいく所存です。

大いなる挑戦を応援頂けましら、幸甚です。

【経歴】

1984年
東京都出身
2007年
早稲田大学理工学部卒業
2007年
総合広告代理店「株式会社大広」入社。マーケティングコンサルタント、オールメディアの広告制作プロデューサーを経験
2018年
株式会社エンドロール創業。代表取締役CEO就任。国内企業のマーケティングアドバイザー、事業開発、広告制作や広告運用代行に従事。
2020年
株式会社アステップ西内代表と出会う。翌年同社執行役員を兼務。竹製品事業部の歯ブラシ事業立ち上げに携わる。
2022年
株式会社アステップ竹製品事業部を法人化、株式会社日本竹一番創業。代表取締役就任。
株式会社日本竹一番
CCO

木南卓也

幼少の頃より絵を描くことが大好き。気がついたらデザインするということを自分の職業として生きていこうと考えるようになり、毎日デッサンを描き続ける日々を送りました。
自分の「目」を通して映し出される「物」はすべて、「光」と「影」によって存在するということを学びました。
「物=プロダクト」を産み出す人間となり、金属、紙、木材、革、プラスティック…..etc.
さまざまな素材を用いて作り出していく中で「物」を大切にすること。すなわち「愛用品」を産み出すということを目指すようになりました。
今、世界では人口が増え続け、大量の「物」を作り、そして「捨てる」を繰り返しています。そして、行き場をなくしたゴミたちは世界中を漂っています。その中には、自然へと還れない素材もたくさん存在します。
我々、日本竹一番では古来より使い続けられてきた「竹」を活用して、素材が持つ寿命を全うし、最終的には自然に還っていく「愛用品」を作り出します。
愛されて捨てられない「物」をデザインすることが私の使命だと考えております。

【経歴】

1972年
徳島県出身
1995年
プロダクトデザイン事務所 SESSAにてプロダクト開発に携わる。
LEXON(レクソン) ウォッチ TAOなどのデザインを担当。
1996年
グラフィックデザイン事務所にてFUJITSU製品のパッケージデザイン等を手掛ける。
2000年
フリーランスで活動開始。海洋冒険家・白石康次郎氏の船のデザイン、マンズワインでのパッケージ開発、総合ゴルフメーカー/S-YARDでのゴルフクラブのデザイン、師である田原桂一氏の写真集のカバーデザイン、音楽家 レ・フレールのCDや写真集のデザインなどを担当。
2022年
株式会社日本竹一番のアートディレクター兼取締役に就任。